LOVE ファッション 私が着替えるとき

この記事を書いた人

YUKA_chakuso-media editor in chief

東京生まれ。
途中経過でオーストラリアに育ち、
少しのあいだ、インドネシアで暮らしました。
赤い色とノラ・ジョーンズの声が好き。
ライフワークは旅で、今はポルトガルとハンガリーに行くことを夢みています。
昭和のエッセンスがほどほど残る、超テレビっ子世代のクリエイティブディレクターです。

東京オペラシティで開催中の『 LOVE ファッション 私が着替えるとき 』に行ってきました。

じっくり見れるぐらいの規模感でハイブランドのオートクチュールのドレスが見れたのは嬉しかったです。

この展覧会のテーマは

人間や生物の本能や欲望を着想を、

アート作品とともに照らし出す「ファッションに宿るLOVE」が表現されています。

羽ばたく瞬間をとらえたかのような鳥たちがあしらわれた帽子。極端に細いウエストや誇張された袖のドレス —— 。

一見すると過剰で奇抜とも思える装いの中に、その時代ならではの美意識が凝縮されています。

「これは奇抜すぎて着こなせないな」と思うような挑戦的な服もあったり、クラシカルでシックな、

漆黒のイブニングドレスには静かな美しさが宿っていて、こんなドレスを纏ってパーティに行きたいな、とうっとり。

装いを通して見えてくる人々の価値観や美意識、

そして「着ること」の奥深さをあらためて感じさせてくれる丁寧な展示でした。〜2025年6月22日迄 https://www.operacity.jp/ag/exh285/